zippojean

Zippo , Jeans , etc…

Zig Zag Zippoについて

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久々にジッポー紹介。今回は少しレア。

  

まずZig Zagとは…

フランスのタバコ用巻紙メーカーのRepublic Technologies France社が抱えるブランドの一つで、OCBも同社によるブランド。そのZig Zagのキャラクターなのが、このヒゲオヤジこと通称ジグザグマン。

以前紹介したコレですね。

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ヒゲオヤジの盛り合わせ。

ジグザグは基本取り扱いは巻紙やフィルター等だけど、喫煙具の大手代理店である柘製作所との共同開発で日本限定のシャグも存在する。

で、このオッサンが初めてタバコの葉を紙で巻いて吸ったとか吸わなかったとかいう話もあるみたいだけど、真偽は定かでは無い。

一説によると、戦時中壊れたパイプの代わりに紙で巻いて吸ったのが始まりだったとか。

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お気付きの通り、ジグザグマンにはパターンが2種類あり、左の老け顔リアルジグザグマンと右のイカツめデフォルメジグザグマン(両方勝手に命名)があって僕的にはデフォルメバージョンのジッポーが欲しくてずっと探していたんだけど、ホントにどこにも無くて偶然見つけたのがコレだったのでまぁいいやって事で。

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でもやはりデフォルメされてるデザインの方が有名だろうと思う。

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製造年は1998年8月。

普通のクロムメッキのハイポリッシュにペイントされているシンプル仕様。

とにかくピッカピカ。

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ジグザグのジッポーというか、ジグザグ関連の昔のグッズ自体が珍しいので(当然現行の巻紙やローラー、フィルター等は普通に売っているが)今回はコイツに出会えてホントにラッキーだったように思う。

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そう言えば昔古着屋でこんな感じのTシャツがあってめっちゃ欲しかったんだけど、中々の値段だったので買えなかったという苦い思い出もあったり。コレも当時からあまり見かけなかったなぁ。

 

因みに小ネタだけど、ヒップホップが好きな方なら知らない人はいないであろうドクタードレー。彼がN.W.A.解散後発表した初のソロアルバムのジャケットデザインは

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このジグザグのロゴがモチーフになっている。タイトルがChronic=マリファナを意味するスラングなので、ドラッグカルチャーには欠かせない巻紙のメーカーであるジグザグのデザインが使われたんでしょう。

 

等々、この他にもジグザグマンをパロディしたデザインのモノは沢山あり、割と世界的に有名なキャラクターなのかなと。

 

 そのくせ何かと玉数が少ないので手に入れるのは中々難しい。

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あともう一つ位はジグザグのジッポーが欲しいなー。

 

 

 

 

 

A.P.C Petit New Standard Jeans 3度目の洗濯

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プチニュースタンダード3度目の洗濯記録。

前回からどれ位穿いたかな?覚えてない。もっと言うとこのジーンズをいつから穿いているのかも既にあやふやで、確かなのはこれが3度目の洗濯になるという事。

実はジーンズ自体にベタつきや匂いは無く、引っ張ろうと思えばまだまだ引っ張れた気もするんだけど…もう無理。精神的に限界だった。

 

ここ数ヶ月、休日はクロスバイクに乗ったり、公園でくつろいだり、自分にしては珍しく外に出る生活を送っていて、その分ジーンズの汚れも気になる所だった。

で、前回のセカンドウォッシュっていつだっけなと自分のブログを確認すると6月5日。…って、もう5ヶ月も経過してる!そんなに経っていたなんて。

 

 絶対に汚い。

 

洗おう。

 

とは言っても洗濯機でグルグルするのはちょっとなぁ…とか思い、今回は浸け置きに留める事に。

 

方法は、適当な量のぬるま湯にハンドソープを適当にプッシュし、薄汚い表面の汚れを落とす為に表向きで1時間放置。

そのままシャワーですすいだら、そのまま洗濯機に放り込んで脱水。

裏返して逆さにする…のが面倒だったのでそのまま吊るして乾燥。

 

と、こんな感じで相当雑に片付けてしまった。眠たかったのだ。

 

そして翌日。(↓乾燥後、撮影前に着用した為に既にシワが。

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うん

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うんうん

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まぁ

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そうですね

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変わってないですね。

 

身長170cm 体重58kg サイズ26inch着用

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まぁ色が落ちて欲しかった訳で洗濯したんじゃないからこれで良し。

やっぱり洗濯直後は購入時のサイズ感に戻り、生地も詰まる。そしてスグにまた伸びる。

ギリギリのサイズ故に、毎度の事だが一瞬ヒヤっとする。

 

 

 

 

余談だけど、この日初めてクロスバイクで転倒した。段差を上がろうとして滑るっていう良くあるアレ。 

それを割と人がいる所で派手に転げ回ってしまい、昨日買ったばかりの

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シマノの手袋に

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穴が空いてしまった。これは悪い夢か?

 

 チェーンは外れ、ハンドルもペダルも着てたジャケットまでもゴリゴリに削れて泣いた。

 

唯一無事だったのはプチニュースタンダードだけ。何故だ。これで良かったのか….

 

シガレットケースを買ってみた

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喫煙歴12年、人生で初めてシガレットケースを購入した。

 

特に前から欲しかった訳でもなくて、たまたまフラっとジッポーショップに行った時にショートホープを入れるのに丁度良いサイズのケースがあって、値段も2000円位だったし、前回の記事でやたら手巻きタバコを量産してしまい、入れ物がない!って事でつい買ってしまった。

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ワンタッチで開き、

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中はこんな感じでバネでタバコを抑えるシンプルな構造。

素材は確か真鍮にクロムメッキしてあると店員さんが言ってた気がするけど、ちゃんと聞いてなかった。

表面仕上げもまぁ、要するにコレと

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一緒。

並べると

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良いね。合う。

ケースの方が若干黄色がかっているか?

どうでもいいレベル。

 

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大きさもショートホープとほぼ同じ。

 

話が少し飛ぶけども、僕はタバコのパッケージがあまり好きじゃない。

 

喫煙はあなたにとって…等から始まる数パターンある長々と書かれた注意文は、様々ある銘柄のデザインを完全に殺しているし、パッと見で十分過ぎる程喫煙者をゲンナリさせてくれる。海外で買ったタバコならお馴染みのキモい写真付きなんてのも実にファックな計らいだ。

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それに金属のジッポーとタバコのパッケージは並べた時にどうもミスマッチな気がしていた。銘柄問わず。

それにソフトだろうがボックスだろうが、ポケットに入れて立ったりしゃがんだり自転車に乗ってたりするともれなくグチャグチャになってしまう。

まぁ、それはそれでかっこ良かったりするんだけど。

 

そんな訳で、常々タバコのパッケージデザインや使い心地には不満があった。

 

そこでシガレットケース。

 

金属製ならば、同じ金属のジッポーと並べても違和感はないし、箱が潰れる心配もない。

 

そもそもショートホープにしたのは箱が小さくて持ち運びに便利だし、箱が潰れても10本しか入ってないので潰れたままの状態で持ち運ぶ時間が短くて済むから。

なのでこのシガレットケースは入る本数も同じ、ケースは潰れない、無地の金属って事で良い事づくめ。

不満を言うなら、タバコを取り出すのが少し面倒なのと、手巻きタバコを巻いて入れるのはいいとして、ショートホープを詰め直す作業が面倒な事。

後、更に欲を言うと僕がメインで使っているのは真鍮のジッポーなので、ケースも真鍮無垢が良かった。クロムメッキのケースとブラスジッポーはどう見ても合わない。

ただ、それらは購入する前から分かっていた事で、だからこそタイトルを“買ってみた”にしたのだ。

とりあえず物は試し。

しばらく使ってみて自分の中で定番になるか否かを判断したい。

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Do Androids Smoke Electronic Cigarettes?

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電子タバコがここまで普及するなんて一体どれだけの人が想像出来ただろうか。

そんな時代にあえて手巻きタバコを楽しむというのも風流ではないかという話で、別にタイトルに意味はない。

 

ふと思い付いて気に入ったので。

 

 

さて本題。

手巻きタバコとは…フィルター・葉っぱ(シャグ)・巻紙をそれぞれ別に購入、組み合わせてオリジナルのタバコを自作出来るってヤツ。

プチDIY体験ができる。

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 (左奥)シャグ (右奥)ローラー
(左下)ペーパー (右下)フィルター
シャグは沢山あるので好みでチョイス。ローラーは基本この2種類。

ペーパーは厚みや長さが異なる物がいくつかあり、それぞれ燃焼速度が違う。

フィルターはスリムとレギュラー。他に長いヤツも。

沢山あってややこしいけど、とりあえず各1種類ずつあれば出来る。
値段も安いので、興味ある人は最初適当に買って色々試してみよう。

ジッポーショップや少し大きなタバコ屋にでも行けばこれらの手巻きタバコに必要な物は全て揃う。

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まず手巻きタバコのメリットとして安上がりで済むってのがあるけど、ざっくり計算だと正直あんまり変わんない(興味ある人は細かく計算してみて下せぇ。)

ま、長い目で見れば相当な差は出るだろうけど1日2箱位吸う人が全部を手巻きに変えるのは苦労すると思う。

何せ巻くのに多少手間がかかるからだが、当然この手間・無駄とも思える時間を楽しめない人にはハナから向いてない。

 逆に言うとタバコの本数を減らしたいなら全部手巻きに変えるのもアリ。確実に減るだろう。

ただ減らす減らさないに関わらず、いつでもどこでも手巻きだぜ!ってのはちょっと現実的ではないし、持ち運びもかさばる。それに外で手巻きは何かヤバい奴だと勘違いされる可能性もあるので、あまりオススメはしない。

策としてあらかじめ沢山作っておいてケースに入れて持ち出すってのも出来るけど、作り置きするのも中々骨が折れる。

 

そんな訳で、自分はと言うと家で思い付いた時に楽しむ程度に留めているのが現状。

 

 

 

で、肝心の巻き方。

ローラーで巻くのとハンドロールがあり、最初はローラーの方が断然巻き易い。基本この2つ。

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上のステンのやつは中にシャグが入れられる仕様で、テーブルを散らかさずに済むし、割と簡単に巻ける。

下が基本的なローラー。

 

早速巻いていこう。

まずはこっち。

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 開けるとこんな感じ。

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窪みを作って、

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 フィルターとシャグをセット。

コツはシャグを適度にほぐし、均等に伸ばす事。

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そこにペーパーを差し込む。

この時に上部の糊部分を舐めて濡らしておく。

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そして蓋を閉めると…

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上部の穴から出て来て完成。簡単だ。

写真では少し捻れてしまっているが、気にしなくてOK。吸えりゃいいんだよ、吸えりゃ。

 

 さて次はもう一つのローラー。

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片方のローラーが前後に動かせる様になっている。

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さっきと同じ要領で並べたら

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一旦ローラーを閉じてグリっと回して形を整え

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そこにペーパーを差し込む。

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ここまで巻いたら糊部分を舐めてそのままローリング。

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再び手前のローラーをずらして開ければ完成。簡単だ。

 

 

さて次はハンドロール。

ローラーで巻くのにはスグに慣れるだろうけど、手巻きタバコと言う位なのに手で巻けないでどうする。

しかしこれが中々難しくて僕は今だに下手くそ。下手くそによる下手くその為の紹介。いざ。

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ペーパーは始めから2つ折になっているのでこんな感じで人差し指と中指の間に乗せる。

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ここでもやはり均等に、且つ多過ぎず少な過ぎない量(多過ぎると当然巻ききれないし、少な過ぎるとスカスカのタバコになってしまう。ただ、これは何度かやってると分かってくる)を乗せていく。左右どちらか一方の端は後でフィルターを乗せるので空けておく。やり易い方でOK。

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一旦2つ折にしてペーパーの中でシャグをグリグリこねて形を成形する。勿論両手で。

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形が出来たらフィルターをセットして

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巻いていく。

この時フィルター部分をタイトに巻くのを意識しないと、後でフィルターがすっぽ抜けてしまうので、コツとしてフィルター側からグッと巻き始めるイメージでやれば上手くいく。

 糊部分まで巻いたら舐めて接着して

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 完成。

 

やはりハンドロールだとタイトに巻くのが結構難しい。ヘナヘナになっちまった。要練習。

 

ハンドロールの場合、巻き方にもバリエーションが増えるのでアレコレ試してみるのも◎。

後、シャグは違う種類の葉っぱ同士を混ぜる事も出来るので、好みのシャグの配合を見つけるのも楽しいだろう。

 

 

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…とまぁかなり長々と書いてしまったが、普段何の気なしにコンビニで買っているタバコをたまにはこうして自分で巻いてみるのも悪くないと思うのだけど、喫煙者の皆さんどうだろうか?

 

 

え?   時間のムダ?

 

 

なんども言わせるなよ。

 

 

そのムダが楽しんじゃないか。

 

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 と17号が言ってました。

 

 

Levi's 501Skinny Longday Rigid 着用4ヵ月経過

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リーバイス501スキニーロングデイリジッドの着用4ヶ月経過記録。

 

またしても丁度1ヵ月経過時点からズレてしまった。普通に忘れてた。

 

でも良く考えると何故か毎月経過記録を付けるのが習慣みたいになっているけど、洗濯もしてないし大して変化も無いのに自分は一体何をやってるんだと若干の疑問を感じてきた。こういうのを書くのは洗濯の前後だけでいい様な気がする。

それでもこんな事をダラダラ書いてるって事は僕はやっぱりこのジーンズが好きなんだ。

 

そう言えばこの間リーバイスストアに行った時に店員さんはこのモデルは定番品だと言っていたけど本当だろうか。

他のモデルの様にいつの間にか廃番になってしまったら嫌なので今の内にストックでもう1本買おうかな。

それ位もう生活にすっかり溶け込んでいる。

気に入っているけど扱いに気を使わない、気が付けば良く着ている服。僕はそういうのが好きだ。

 

 

冒頭からいきなり脱線気味。

 

記録だ記録。

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現在のトータル着用時間は450時間程。

これはちゃんと、今日は何時間穿いたーとかメモしている訳では無いのでかなりテキトーな数字。でもまぁこんなモンかなと。

けども、始めにも言った通り見た目の変化はほぼ無く、先月の写真の使い回しにしか見えない。しいて言うなら自転車に乗りだしてケツが少し落ちてきたのと、ジッポーのアタリが強くなってきた、穿き心地が変わったって事か。だいぶベタベタしてきた。こりゃマズい。

今だにヒゲやハチノスのシワが定着していないのに、生地がベタついてきて不快指数が上昇、穿く度に洗濯の二文字が脳内を漂う。

予定では少なくとも今年いっぱいは我慢するつもりなんだけど、このペースでは来月まで我慢出来るか、かなり怪しい。

 

 外で干したりしてもその時はベタベタは去るんだけど、穿いているとすぐにベタベタは戻ってくる。

 

しかし後数ヶ月は我慢しないと今までの時間が洗濯によって文字通り水の泡になってしまう。ここまで来てスタート地点に逆戻りするのはゴメンだ。

 

何か前も同じ様な事を言ってた気がするけど、まぁいいか。

 

ここからが自分との戦い。

 

行ける所まで行きたい。

 

もし来月洗っていたら、負けたって事で。

 

….敗戦濃厚の予感。

 

 

 

 

 

 

Levi's 517の思い出。その後…

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前回の記事で古着の517を探しに行こうと決めた僕。

 

休日に意気揚々と古着屋さんに向かったのは良かったのだが…

 

 

無かった。

 

 

いや、517はあったんだけど案の定と言うか、やっぱりと言うか、合うサイズと好みの色落ちが無かった。

 

これが古着の楽しさ且つ面倒な所で、どちらか一方をクリアしても、もう一方が気に入らないみたいな堂々巡りシンドロームに陥り、それを何本も何軒も繰り返しているうちに疲れてもう嫌になってしまい、古着で探す事を断念してしまった。

そもそも店舗側も需要の少ない517を在庫している所は少なく、あってもサイズがデカかったり、小さかったり、短かかったり、長かったり、のっぺりしていたり、妙なセンタープレスが入っていたり、高いデッドストックだったりと、全てに漂うコレジャナイ感にフラストレーションがマックスになってしまった。

大体、古着で“こういうのが欲しい”ってのは昨日今日プラっと出かけてすぐに見つかる物でもない。時間をかけてようやく出会えるってなモンだ。っていう事をすっかり忘れていた。

 

後、色々見てて思ったのは個体差がかなりあるという事。

アメリカ古着ってそういうモンだからって言われればそれまでの話だし、517に限った事では無いんだろうけど、とにかく見るやつ見るやつフレアの仕方やシルエットに結構バラつきがあって、まぁそれはそれで発見だったかな。年代によっても少しずつ変化しているんだろう。

たからってこれ以上ディテールに関して掘り下げようなんて気は無い。なんせ自分に合うサイズがあればそれで良いのだ。自分至上主義万歳。

 

 気をとり直してプランB。リジッドを見に行く。

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ハナから作戦は二段構えだったのだ。

古着屋での事は早々に記憶から消し去り、意気揚々とリーバイスストアに向かった僕。現行品ならばサイズは豊富だし、色はリジッド一択だ。

 

 

 

無かった。

 

 

え?

 

 

 どういう事?

オレンジタブシリーズってこの前出たばっかりじゃなかったの?

 

オレンジのオの字も見当たらなかった。

 

おい、どうなってんだよと思い、オンラインストアを見るとやはりセールにかかっていた。

むむむ、そう言う事か。

 

でもオンラインストアの方は在庫はあるから、買おうと思えば買えるか。だけど、サイズ感は実際穿いて見ないと分からないし、とりあえず注文して、あーやっぱサイズ違った→返品交換の流れも邪魔くさい。

もともと古着で買うつもりだったし、そこまでしてリジッドの517はいらないかな。デカ穿きしたらアタリもつきにくいだろうし。

 それに良く考えたら、既にジーンズ3本も持っているのにこれ以上必要無かった。何やってんだか。

 

てな訳で、丸一日時間を費やしたのにも拘らず結局何も買わずにノコノコ帰って来たっていう、しょーもない話でした。

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おしまい。

 

Levi's 517の思い出

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20代前半頃、古着が好きだった。

 

だったというか今も好きだけど、それは別に古着に関する知識あって、俺はヴィンテージに詳しいぜ!とかではなくて、何となくその雰囲気とチープな価格に魅力を感じていた。

現在では自分に合うサイズを探すのが面倒という理由で(まぁそれも古着の楽しみの一つでもあるが…)購入する事はほぼ無くなってしまった。

けれど、たまにフラッと古着屋さんに立ち寄ると、あの独特の埃っぽい匂いと、ヤレた服達がキレイに陳列された妙な空間にいい歳になった今でもやっぱりワクワクしてしまう。

 

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古着のジーンズと言えば勿論501な訳で、古着屋でジーンズを漁れば無意識に少しでも色落ちにメリハリのあるジーンズを探してしまうのは僕だけではない筈。

値段が手頃なレギュラー品はどうしても上の写真のような、良く言えば全体が色落ちした綺麗なブルーの物になってしまう。勿論これはこれで味わい深いのは言うまでも無いが、そんな事を言い出すとさっきの話に戻ってしまう。

501で鬼ヒゲなんて、それなりに値段が張るし、ヴィンテージ且つゴールデンサイズであれば到底手が出る代物では無い。勿論価格は製造年や状態にもよるが、先程も言った通りその辺の細かい知識等は無いので悪しからず。

 

で、当時僕が目をつけたのが517。

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通称サドルマンと呼ばれたジーンズは股上深めで、膝辺りは若干絞れ、裾にかけて僅かにフレアしているシルエットで、ゴツいブーツを履いても裾がもたつきにくい。

タイトに穿くというのが流行りだった為か517に関してはクッキリした色落ちの個体が多く、更にブーツカットは古着市場で需要が少なかったからか、比較的安く手に入った。

 

元々ペインターパンツの様なドカっとしたシルエットにブーツを履くスタイルが好きだった僕は、ストレートとはいえ若干テーパード気味の501がどうもしっくり来ず、かと言って646等のベルボトムみたいな極端なフレアでは無い控えめな517をインチアップして穿くのが気に入り、以来古着のジーンズは517ばかり所有していた。

 

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こういうサイズ感とシルエットが良い。

 

けれど、いつしかブーツカットは時代錯誤の象徴にされ、ダサい・古い・キモいを兼ね備えた神器の一つに成り果て、もはや絶滅したと言われる様になって久しい。

だけど、自分としてはブーツカットジーンズがここまで毛嫌いされる理由が分からないんだよな。

 

僕はやっぱりブーツカット、もとい517が好きだ。

 

ただ、646とかは流石にフレアがエグ過ぎて実用的とは言い難いか。

とは言え、もし穿いている人を見かけても、ダセーなアイツwとはならないし、逆にテーパード全盛の今、ブーツカットを穿くというのも反体制・自由の象徴だったジーンズらしくて良いのかもしれない。

 

とか何とか散々言った後になんだけど、何故か現在自分が所有しているジーンズは全てテーパードタイプ。

 

 

いつしか持っていたはずのチンケな拘りは、トレンドとかいう大きな波に簡単に飲み込まれてしまった。

 

 

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そんな時に偶然見つけたのが最近リーバイスから復刻(というよりリマスター?)されたオレンジタブシリーズ。そしてそのラインナップの中になんとリジッドの517があった。

店頭で見た時は正直目を疑ってしまった。

だって今ブーツカットの517を、あろう事かリジッドで出すってどう考えてもヤバい試みでしょ。

 

それでもやっぱり気になってしまう訳で、でももし買うとしたら大きめサイズで穿きたいし、そしたらアタリが付きにくいかなーとかいう思いも湧いてきて、現在は古着を買うかリジッドを買うか思案中。

 

まぁでも多分古着を買うだろう。

値段的にも、色落ち的にも古着を買う方が幸せになれる気がするし。

但しやはりネックはサイズ。

こればっかりは良い出会いがあればの話。

 

とりあえず次の休みは久々に古着屋さんにでも行ってみようかな。

 

ポケットに20ドルだけ入れてね。

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って足りねーだろ。