Burgus Plus 2nd Type Trucker Jacket購入
以前からGジャンを買うなら2ndタイプが良いなぁ、なんてぼんやり考えてアレコレ物色はしていたんだけど、中々自分好みの物が見つからず、悶々とした日が続いていた。
けれどついこの間、たまたま入った“HINOYA(ヒノヤ)”というアメカジ系の服を扱うお店でこれだと思える物をようやく見つけたので紹介したい。
このHINOYAというお店、どうやらかなりの老舗の様で、恥ずかしながら僕はこれまで全く知らなかったんだけど、本店は東京・上野にあるジーンズをメインに扱うアパレルショップで創業は1949年との事。そしてそのヒノヤオリジナルブランドであるBurgus Plusも2017年に生誕20周年を迎えたらしい。
僕が立ち寄った大阪のお店もジーンズの品揃えが豊富で、主にジャパンメイドのジーンズが数多く並んでいた。
Sugar Cane,Iron Heart,Ware house,桃太郎ジーンズ,鬼デニム,そして今回紹介するBurgus Plusのジーンズ等々。
デニム好きな方なら見るだけでも楽しいかも。個人的にはWare houseのジーンズが気になった。
で、何故2ndタイプのGジャンなのかと言えば、シンプルにカッコいいと思ったから。1stはポケットが一つしか無くて不便そうだし、3rdはありきたりかなーって事で。
全体↓
リーバイスの2ndタイプのデザインを踏襲しつつ、アームホールと身幅は細身にモダナイズされている。かと言ってシェイプされ過ぎている訳でも無く、2ndならではの野暮ったさは残っており、その程良いバランスが絶妙で、多くの日本人の体型に合うパターンなのかなと。
僕は他にもLVCを筆頭に、他ブランドのGジャンもあれこれ着てはみたけど、やっぱり体型に合わない物が多く、古着のトップス類を試着した時の絶望感を久々に味わって、なんじゃこりゃ!って状態だった。まぁガッチリした体型の人ならそういうのも似合うんだろうけどさ。
ザ・日本人体型の僕は断然こっち。
生地アップ↓
独特のネップ感と毛羽立ちが良い感じのワンウォッシュ生地。
表記は14ozだけど、何故かそれ以上ありそうなゴワゴワ感。
革パッチとタグ↓
ひび割れた飴色のパッチが既に良い雰囲気。
そしてこのジャケットは、手間とコストのかかる天然藍を使用しているらしい。が、何故かタグにはピュアインディゴ(=合成インディゴ)の文字?ネットの商品説明にはナチュラルインディゴと表記されているが。
正直今の時点では天然藍と合成インディゴの違いは分からないけれど、色落ちが進めばそれが分かるのだろうか。
今後の楽しみでもある。
因みにこのタグは引っ張ったらキレイに取れた。
勿論そのままでも大丈夫だろうけど、普通考えて邪魔だし、すぐにボロボロになりそうだったので外してしまった。
2色のセルビッジ↓
左右で赤と緑のセルビッジになっている。どうやら赤と緑はバーガスプラスのイメージカラーらしい。こういう分かりにくいけどちょっとした遊び心にはグッとくるもの。
ボタン↓
ボタンワークスに依頼して作ったという物。素材は何だろう?
黒ずんでくれると良いんだけどな。
【着用イメージ】
身長170cm 体重58kg サイズ38(M)
めちゃめちゃ分かりにくいですね。ほんとすみません。自撮り難し過ぎます。
下半身だけの方が楽だ。
サイズに関しては36(S)でも着れたけど、中にニットやらスウェットを着た状態だとちょっとタイトかなーという感じだったので、大きい方を選んだ。
それでもオーバーサイズってワケでも無く、適度なゆとりがある。
後、色落ちについてはネットの様々なGジャン着用レポートを見る限り、遅いのは明らかで、僕自身も次のレポート・初洗濯がいつになるかは未定。多分かなり先になりそうで、むしろそれまでこのブログを続けているかどうかの方が怪しい。
まぁ何かしら変化があればまた書こうと思う。
【Gジャンの良さ】
動き易く、快適な着心地なのかと言われればそうでも無い、温度調節に向いているのかと言われればそうでも無い。
ライトアウター購入を検討しているなら他の選択肢の方が良い場合が多いかもしれない。
だけどこういう物を徐々に自分に馴染ませていく感覚は、やはりデニム素材が図抜けている様に思う。
そしてデニムを着るというのは、ジーンズを穿くのとはまた違う楽しさがある。
機能性に優れた物も良いけれど、こうした自分の気分を上げてくれる物には何か不思議な魅力があるように思う。
Levi's 501Skinny Long Day Rigid 着用9ヵ月経過
リーバイス501スキニーロングデイリジッドの着用9ヶ月経過記録。
ジーンズは適度に洗った方が良い。
そんな事はもはや常識であり、数ヶ月洗わずにハードに穿き続けるなんてのはジーンズの寿命にも衛生的にも悪影響なのは考えるまでも無い。
このジーンズ9ヶ月洗ってないんだ!
なんて他人に言おうモノなら顔をしかめられ、鼻を覆われるだろう。
でも、もうここまで来たら行ける所まで行ったろかい!みたいな気持ちになったので、今月も洗濯は見送り。
いや、分かってるよ?汚ねージーンズだって事くらい。
【写真アレコレ】
フロント↓
だいぶそれらしくなってきたけど、ポケット下は未だにぼんやりしたままで、これ以上穿き続けても鋭いアタリにはならなさそうな雰囲気。
これ何でだろ?とずっと思っていたんだけど、恐らくスレーキの影響だと思う。
このジーンズのスレーキは何故か606やプチニューと比べて分厚いのに気が付いた。パッと見でもその生地はしっかりしている様に見える。(冒頭の写真をもう一度ご覧あれ。)
要はポケット下の部分だけその厚い生地が重なっているのでここは鋭いアタリになりにくいのではないだろうか。
だから何なんだって話だけど。
ケツ↓
ケツポケに関しては常に何か入れっぱなしという事が無いので特に何もナシ。サドルの色落ちも意外に無い。
膝裏↓
中々落ちないここも少しは見えてきた様な。そろそろハチノスと呼んでも…いや、まだだな。
膝↓
シームを跨ぐヤツ。これがもっとハッキリ見えたらカッコいいだろうな。
裾↓
パッカリングは程々。
クッションの跡も少し。
コインポケット↓
いよいよヤバい。穴がデカくなってやがる。ここはもう時間の問題か。
洗濯したらすぐに何かしらのリペアをしないと。
全体前↓
こうして見るとコインポケットだけやたらダメージの進行が早く、浮いている。
でも今更どうしようもない。
タバコ吸い過ぎ?
全体後ろ↓
写真では分かりにくいけど、全体的に茶色がかって来ていて、妙な不潔感を放っている。
現在のトータルの着用時間は約1700時間。
多分ここから1ヶ月が限界だと思う。ジーンズも何だか重たくなってきたし、ベタつきももう耐えられない所まで来つつある。かろうじて臭いは無いけれど、もしかすると自分では気付かないだけなのかも。
という訳で来月は間違いなく洗濯する。
Vintage Zippo #3
ヴィンテージジッポー第三弾。
今回もやっぱりシンプルな無地ケースを選びました。
以前の♯1と同じく、ボトムスタンプから大まかに1946年〜1953年製造と思われる物ですね。
このスタンプを持つジッポーには様々なパターンがあり、製造年を特定するのは中々難しいのではないでしょうか。
正直な所、僕自身も分からない事が多いのだけど、だからこそ、この刻印の年代には惹かれますね。
とりあえず見ていきましょう。
ケース。
57mmの3バレルブラッシュクローム。
ジッポーコレクターの方ならこれで年代はお分かりかと。
まず、1946年〜1947年製はケースの素材がニッケルシルバーで、サイズも58mm。これは内部を見る限りブラスの上にクロームメッキがかけられているので、1948年以降のケースでしょう。
ヒンジ。
3バレル。
1949年後期からはヒンジが現行の5バレルに変更されるのでそれ以前の年代という事。
因みに、このバレル幅にも2パターンあって、真ん中が長いセンターロングと呼ばれる物と、等間隔の物があります。
これは等間隔。
この事から、このジッポーは恐らく1948年〜1949年前期製造の物と判断するのが妥当でしょう。
インサイドユニット。
これ以上年代を特定するのは難しいかもですが、このインナーは良いですね。
通常ジッポーのインナーはステンレススチールが基本ですが、これはニッケルシルバー製。独特の飴色が特徴的で好きな人も多いんじゃないでしょうか。
先程も書いた通り、これ以前はケースにもニッケルシルバーが使われていて、戦争時のブラス不足により、ジッポー社が一時的に用意した素材で、これはその残りをインナーに流用したものと思われます。
とは言え、46〜47までとは形状が違う新型のインサイドユニットで、この形は現在までほぼ変わりません。
現行と違うのは刻印・フリントホイールリベット(中空)・カムスプリング(波型)位かな。
フルニッケル(このモデルよりも古い年代のモデル)も欲しいんだけど、そこまで行くと一気に値段が上がるから中々手が(というか財布からお金が)出せません。
なので今回はとりあえずこれで妥協したとかしなかったとか。
写真色々↓
少し分かりにくいですが、リッドがガッツリヘコんでしまっています。
このお陰?で少し安かったんだけども、それでもリペア箇所の無いフルオリジナル。
フリントホイールは斜め歯でリベットは中空。この微妙な違いを楽しむ。正に自己満足。
リッドが180°に開くのも何だか良い雰囲気。
ニッケルシルバーの質感と3バレルの存在感が何とも言えない魅力をかもし出している。気がします。
これでしばらくは酒が飲めそうす。
A.P.C Petit New Standard Jeans着用中止
もしA.P.Cプチニュースタンダードの色落ち記録を期待してこのブログを読んでいる方が居るなら悪いが、これにてプチニューの着用を止める。
というかもう随分前から穿いていない。
理由は
タイト過ぎてしんどいから。
それだけ。
【ここまでの経緯とこれから】
着用頻度こそ低かったけど、購入から約1年経過したプチニュースタンダード。
かねてからこのジーンズに関してはサイズミスだと思っていた。
そもそもが試着もせず、ネットで購入したのが失敗で、購入時から既にやらかした感はあった。
だけど、せっかく買った物だし何とか穿き続けたいという思いでここまで頑張ってはみた。でも、このタイト過ぎるサイズ感にとうとう疲れてしまった。
穿いていればいずれ馴染むと思っていたキツいサイズ感も、さすがにちょっと小さ過ぎたか、1年経った今でもポケットには何にも入らないわ、動きにくいわで、いつしか服を選ぶ際にプチニューが選択肢から外れる事が多くなっていた。
ただ、急激に太ったとかでは無いので、まだ穿けるのは穿けるんだけど、501sと606等の少しゆとりのあるジーンズに慣れきってしまったというか、そういうサイズ感のジーンズの方が自分に合うと今更ながら分かった。
クロスバイクに乗る様になったのも一因あって、自転車に乗る時にあのタイトなジーンズはかなりしんどい。
細いジーンズは割と好きだけど、最近は服装が楽な方にシフトしつつある。これも歳なのかね。
タイトなジーンズに僕というなまくらボディはねじこむべきでは無かったんだ。
で、もう穿かないならリサイクルショップ等に売り飛ばす事も考えたけど、こんな中途半端にボロいジーンズなんか売っても小銭にしかならないだろうし、それなりに愛着もあるのでとりあえずは手元に置いておこうと思う。
勿体無いけど、今穿いているジーンズが破れたらリペアの材料にでもするつもり。
そうすれば、このジーンズも少しは浮かばれるだろう。
とりあえず一年間ありがとう、プチニュースタンダード。
【プチニュー再購入】
てな訳で買い直した。
ジーンズは他に2本あり、それで十分事足りているので、別に今買い直す必要は全く無かったんだけど、何となく新しいのを手元に置いておきたかったので買ってしまった。
そして今回はワンサイズ上げた27インチを選んだ。
ただ、やっぱりすぐに穿き始める気にはなれなので、あくまでストックとして置いておく。
【A.P.Cジーンズのサイズ選び】
これに関して良く言われているのは、ウェストボタン上二つが閉まらない位が丁度良いという事。
これは穿き伸びを考慮し、キツめを選ぶ事で後々ジャストで穿ける様になるちょっとした目安で、もはやA.P.C.ジーンズのサイズ選びのテンプレになっている事かと思う。
でも僕の場合、一年前に試着した際は27インチはボタンが全て閉まった上に、ウェストにもまだ余裕があったので、当時は少しユルいと判断し、ネットで26インチを購入した。ユルいのは嫌だと思ったので、小さい方のサイズを選んだってワケ。
しかしこれが小さ過ぎたのだ。
もし26.5インチなるものが存在すれば丁度良かったのかもしれないんだけど、当然そんな物は無い。結局26インチは窮屈過ぎて穿くのを止めたので、やはり理想のサイズに近いのはどちらかといえば27インチだった、という事になる。
当たり前の話だけど、先にも言った“ウェストボタン上2つが〜”というのはジャストで穿きたい場合であって、少し余裕がある〜大き目サイズで穿きたい場合はこれを基準にすると良い。
僕も冒頭でも言った通り、もう一年前とはサイズ感の好みが変わっていて、今はタイト〜ジャストよりも少しだけユルく、腰ばき出来る位が丁度良いかなと思っているので、ここからの穿き伸びを考えると、このサイズで穿き続ければ良い感じで腰穿き出来るサイズに落ち着くかなと思っている。なので今回は27インチで間違いない筈だ。
色落ち云々よりもまずは自分のスタイルや好みに合うフィット感を選ぶ事が大事なのではないか。
何が言いたいのか分からなくなって来た。
まぁ、要するにちゃんと試着し、吟味してから買おう!みたいな話だ。
【A.P.Cジーンズの魅力】
それにしても僕は何でまたA.P.Cを買い直したんだろ。他のメーカーでも良かったのでは?
僕が思うA.P.Cジーンズの魅力・購入理由は、やはりそのクリーンかつシンプルなバランスの取れた見た目と、レプリカ系やアメカジ系ブランドのソレとは違う洗練されたシルエット。尚且つ色落ちにも定評があり、サイズレンジも広い。そして何と言ってもリジッド穿き出来る点。
既存のブランドでここまでクールなジーンズを作るメーカーを僕はA.P.C.以外知らない。
後、また同じ物が買い直せる。
地味にコレが結構デカい。
今回の様にまた新しいのが欲しいと思っても、LVC606や、501sの様に廃番になってしまっては当然買い直すのは無理。
気に入った物は潰れる度に何度も同じ物を買い換えたいので、いつでも定番として存在してくれる商品は本当に有難い。
こういうのって(特に自分が気に入った物の中では)意外と無いんだよな。
長い間大きな仕様の変更が無く、愛され続けている定番商品にはやはり“また買い替えれる”という大きなメリットがあるように思う。
そういう点ではリゾルトなんかもデザイナー自身がそういう商品を目指していると言っているので、大きな魅力を感じる。
さて、新たなプチニュースタンダードを穿き始めるのはいつになるだろう。
まだ決めていないけど、その時が来るまではしばらくクローゼットの留守番係にしよっと。
Levi's 501Skinny Long Day Rigid 着用8ヶ月経過
リーバイス501スキニーロングデイリジッドの着用8ヶ月経過記録。
着用開始から現在まで、水を通したのは糊落とし時の1回のみのこのジーンズ。
しかしまぁ、よくこんなに長い期間洗わずにこれたなぁというのが正直な所。
洗濯を我慢したり、する必要が無いと感じたり、面倒だしまだいいかなーなんて思ってみたり、色んな感情が入り混じって今に至る。
そして現在の着用時間はおよそ1400時間。大体毎月200時間程度は穿いている事になるかな。
一般的にこれが多いのか少ないのかは分からない。けど最近思うのは、単に何時間穿いたーと言ってもその着用時間に対する運動量は人によってまちまちで(実際僕も立ちっぱなしの時間が多いし)、それこそ穿いているジーンズのサイズ感やオンスによってもアタリの付き具合や色落ちにも違いが出て来るので、もはやこんな着用時間のカウントは無意味な気がしている。
まぁでもいつか何かの参考になると信じて一応記録は続けよう。
【写真】
フロント ↓
8ヶ月も洗わずに穿いている割に案外あっさりした見た目。
色落ち云々よりもとにかくシワシワなのが目立つ。
ウェストの伸びが酷くて、もうリジッドの時位あるんじゃないの?って位伸びきってしまい、ベルト無しではそのまま脱げてしまう状態。採寸してみようかと思ったけど、それは洗濯前の方がいいか。
バック↓
特に目立った色落ちも無い。かと言って清潔感も無い。兎にも角にもシワシワなのである。
コインポケット↓
最初は好きでは無かったコインポケットにジッポーを入れる行為。
今ではマイジッポー専用のポケットを作っていく感覚が案外楽しかったりもして、結構気に入っている。
しかし、ここに来てとうとう向かって左上と右下の角部分ほつれてきてしまった。
ここが本格的に破れてきたら厄介そうで、早めにリペアすべきか悩み所。
で、少し話がズレてしまうけど、これに関して最近ちょくちょく起きる問題があって、それが
これ。
コインポケットにジッポーのアタリが付くのは分かるけど、まさかのジッポーの方にコインポケットのアタリが付くっていう。
まぁアタリというか、色移りなんだけどね。
それにしても淡色のシャツやスニーカー等に色移りするのは良くある事だけど、まさか金属にも移るなんて。しかもコレがかなり厄介で、気付いた時には既に遅く、拭こうが何しようが全然取れない。
多分普通にポケットに入れている分にはこんな事にはならないんだろうけど、コインポケットみたいな小さな所に常に固定されて、身体に密着した状態が続くと移りやすいんだろうな。
幸いジッポーはいつも同じ向きでポケットに入れていた為、かろうじて裏面は無事なんだけど、表はデニム柄がもろに転写されてしまった。
これまでの経験上、この色移りは鏡面仕上げのジッポーに起こりがち(ブラッシュ加工等のザラザラ仕上げのヤツは今の所大丈夫)なので、もしコインポケットにジッポーを入れている人、今後入れようとしている人は多少注意した方がいいかも。勿論そんなの気にしねーよって方はお好きにどうぞ。
で、こういう事は今まで何度かなっていて、取ろうと思えばシンナー等で取れるんだろうけど手元に無いし、この為だけにわざわざ買いに行くのも面倒なので、悩んだ挙句その都度ステンレスのタワシでゴシゴシ擦り取っていたんだけど、このままではケースがどんどんすり減ってしまうのでもういい加減諦めて放置する事に。
最初発見した時はかなりヘコんだけど、まぁこれもアジというか、自分らしくて良いのかななんて最近は思えるように…いや、そう思う事にした。
さてさて、いつの間にかジッポーの話になってしまったので、今日はこの辺で。
LVC606 Super Slim 4度目の洗濯
リーバイスヴィンテージクロージング606スーパースリム4度目の洗濯記録。
前回の洗濯からたったの2週間。まさかもう洗う事になるなんて、僕自身思いもしなかった。
というのも、休日に4歳になる姪っ子を連れて公園に遊びに行ったんだけど、そこでかなりハードに遊んでしまい(主に僕が)、めちゃめちゃ汚れてしまったので洗濯せざるを得なくなった。
まぁでも、仕方ない。
こういう時に気兼ねなく穿けるのもジーンズの良い所。そのお陰で楽しい時間も過ごせた事だし、ジーンズに感謝しないとね。
ただ、かなりの体力を消耗したけど。
で、洗濯。
さて今回はどうしたモノかと考えたんだけど、やっぱり前回と同じくつけ置きで行く事に。
ただ、表面の砂やら埃を落としたかったので、今回は60°位のお湯にハンドソープを混ぜ、表向きで浸けておいた。時間は30分位かな。案の定、砂やら木屑がいっぱい付着していた。
そしてシャワーですすいでそのまま浴室乾燥。
ある程度乾いたら外に放り出す。
個人的にこの方法が結構しっくり来ていて、洗濯機を全く使わないので脱水時につくシワを気にする必要が無く、かなりラクちん。
なので今後もこれで行こうかなーなんて思ったり思わなかったり。
各部写真
フロント↓
ケツ↓
膝裏↓
裾↓
フロント全体↓
バック全体↓
前回の記事を見て下さった方ならお分かりの通り、ほとんど変わっていない。若干色が薄くなったかな、位。
どうせ何も変わらないだろうと思って洗濯したので、もはや驚きも何も無い。
浸けておいた時間も短かったし、まぁこんなモンか。綺麗になったからそれで良い。
後、
泥だらけになったオールスターもついでに洗ってやった。
洗ったと言ってもボディソープをぶっかけて、シャワーですすいだだけだから黒ずみまでは取れていない。
そして多分この干し方も間違っている気がする。
ほんと、こういうシューケアやら物のメンテナンスとかってどうも苦手なんだよな。
でもコンバースのオールスターってボロくなってもカッコ良く見えるから不思議。
けど、くたびれて良い感じの雰囲気になってきたなぁと思ったらソールが磨り減って交換しなきゃいけないっていう。
どことなくジーンズと似ている気がするのは僕だけだろうか。
Vintage Zippo ♯2
ヴィンテージジッポー第2弾。
今回は以前紹介した物より少し後の年代になります。
ボトム刻印には様々な種類があるけれど、この様に底面全体に文字がびっしり書かれている物は所謂フルスタンプと呼ばれ、製造年も1953年〜55年までの間と短い事もあり、この刻印はジッポーファンの間でも人気が高い。筈。
個人的にもこのフルスタンプが一番好きで、無地ケースとの対比も何とも良きかな。
更に裏面のメッキが剥げている部分がありますが、覗いているのは通常ケースの地金で使われているブラスでは無く、スチール(鉄)です。
フルスタンプ刻印(1953〜55年)にはブラス製とスチール製があり、スチール製は更に製造期間が短い(1953〜54年初期まで)なのでフルスタンプのスチールケースは希少と言えるでしょう。
まぁマニアの方々からすればめちゃくちゃ希少って程でも無いんでしょうが。
で、材質がスチールなのはケース内部を見ても分かります。
メッキがかけられていても大抵は内側までキチンとかかっていない事が多いので、ブラスならここが金色になっている筈。最悪、判断出来ない場合は目立たない箇所を削ってしまうのも一つの手です。
というか、そもそもスチールケースは磁石にくっつく(ブラスはつかない)ので、スチールか否かはそこで容易に判断出来るかと。
過去にジッポー社がケースの素材にスチールを使ったのは2度あり、第二次世界大戦の時と朝鮮戦争の時。
戦争時、真鍮は薬莢等の製造に回される為、使用が制限されていました。
そこで使われたのが、このスチール製のケースという訳ですね。
WWⅡモデルと呼ばれるブラッククラックルは錆止めの為と、当時軍からの大量の発注に製造を間に合わせる為に、素早く塗装を完成させる必要があり、表面にその塗装がされていたんだけど、このジッポーはスチールケースにクロムメッキがかけられています。
何でブラッククラックルじゃないんだという疑問もありますが、第二次大戦時はクロムも不足していたのかも知れませんね。想像ですが。
で、この朝鮮戦争時のモデル、メッキが薄くなって、どこかしら錆びが回ってしまっている個体も多いのですが、コイツは割と綺麗な方ではないでしょうか。
ヒンジ付近。
てっきりフルオリジナルかと思っていたんだけど、ヒンジがガタガタだったので軽く調整しようと思いピンを外したら、真鍮ピンに交換されている事に気付きました。古い物だし、ヒンジピンは一番摩耗するであろう部品なので、何ら不思議では無いのだけど。
とりあえず歪んだヒンジ穴を綺麗に揃えてピンを入れようとしたら何故か入らなくて、にっちもさっちも行かなくなり、仕方なくまた元のガタガタの状態まで戻したらピンが入りました。
恐らく前の所有者がオリジナルのピンより少し太い真鍮ピンを使ったのかもしれませんね。ヒンジの左端(写真では一番下)にピンを通し易くする為に僅かに削った跡があり、ヒンジがガタガタだったのも、ピン交換後に穴に通し易くする為にワザとやったのだと最後に気が付きました。何とか外見を崩さないように気を使ってやったのでしょうか。
それにしてももう少しでぶっ壊す所でした。
気になったのはカムの削れ具合。
カムクリップと当たる場所がやたら削れて摩耗していますねぇ。特に上部がこれだけ削れてるのも珍しい様な…スチールだから?
クリック音もスチールケースは少し独特で、今までのどのジッポーとも違うどこか冷たい音の様な気がします。
気がするだけかもしれない程度だけど。
実はこのジッポー、ヴィンテージだけど、普段使い用に購入しました。
ヴィンテージだからこそ、今自分がガンガン使ってみたい。コレクション用ではなく、そういう気持ちになって選びました。
集めるのも楽しいけど、やっぱりこういうのは使ってなんぼでしょう。
例えそれが65年前のライターでもね。
It works!!