メタリケ “Drunk”Zippo
酔っ払いが街灯にもたれ掛かっているポップな絵柄のドランカーがメタル貼りされている所謂メタリケの復刻版。
ドランカーはZippo社創業間もない頃からある絵柄で、ウィンディと並んでコレクターには馴染み深いキャラである。
にも拘らずオリジナルは希少で、僕自身実物を見た事も無いし、あったとしてもとんでもない値段なのは間違いない。
だからこそ復刻されたってのもあると思うけれど。
まぁヴィンテージ至上主義者ではない僕にはこれで十分。
さて、メタリケというのは極薄の金属板をイニシャルや企業マークに打ち抜いた物をボディに貼り付け、隙間にエナメル塗料を流し込んだモノらしく、エッチング技術が未発達だった頃に金属に絵柄を施す為の最良の方法だったそうな。
そういう意味では、この復刻版はどちらかといえばメタリケ“風”と言う方が正しいのかも。おそらく当時のメタリケを再現するには手間とコスト面で採算が合わないのかも知れない。この辺詳しい方がいたら教えて頂きたい所。
今更ながら、メタリケなら♯200より35レプリカの方が雰囲気良かった様な気もしないでも無いけど、そっちは若干高かったからなぁ。まぁいいか。
Zippo社の歴史はライターの歴史でもあると同時に、いかに金属に絵柄を施すかの歴史でもある…というのをどこかで見たけれど、こういうのを見ると正にその通りなのかなーとか思う今日この頃。
今の所、ショートホープに一番相性が良いのはコイツ!とワタクシ太鼓判の一品なのでした。