A.P.C Petit New Standard Jeans着用中止
もしA.P.Cプチニュースタンダードの色落ち記録を期待してこのブログを読んでいる方が居るなら悪いが、これにてプチニューの着用を止める。
というかもう随分前から穿いていない。
理由は
タイト過ぎてしんどいから。
それだけ。
【ここまでの経緯とこれから】
着用頻度こそ低かったけど、購入から約1年経過したプチニュースタンダード。
かねてからこのジーンズに関してはサイズミスだと思っていた。
そもそもが試着もせず、ネットで購入したのが失敗で、購入時から既にやらかした感はあった。
だけど、せっかく買った物だし何とか穿き続けたいという思いでここまで頑張ってはみた。でも、このタイト過ぎるサイズ感にとうとう疲れてしまった。
穿いていればいずれ馴染むと思っていたキツいサイズ感も、さすがにちょっと小さ過ぎたか、1年経った今でもポケットには何にも入らないわ、動きにくいわで、いつしか服を選ぶ際にプチニューが選択肢から外れる事が多くなっていた。
ただ、急激に太ったとかでは無いので、まだ穿けるのは穿けるんだけど、501sと606等の少しゆとりのあるジーンズに慣れきってしまったというか、そういうサイズ感のジーンズの方が自分に合うと今更ながら分かった。
クロスバイクに乗る様になったのも一因あって、自転車に乗る時にあのタイトなジーンズはかなりしんどい。
細いジーンズは割と好きだけど、最近は服装が楽な方にシフトしつつある。これも歳なのかね。
タイトなジーンズに僕というなまくらボディはねじこむべきでは無かったんだ。
で、もう穿かないならリサイクルショップ等に売り飛ばす事も考えたけど、こんな中途半端にボロいジーンズなんか売っても小銭にしかならないだろうし、それなりに愛着もあるのでとりあえずは手元に置いておこうと思う。
勿体無いけど、今穿いているジーンズが破れたらリペアの材料にでもするつもり。
そうすれば、このジーンズも少しは浮かばれるだろう。
とりあえず一年間ありがとう、プチニュースタンダード。
【プチニュー再購入】
てな訳で買い直した。
ジーンズは他に2本あり、それで十分事足りているので、別に今買い直す必要は全く無かったんだけど、何となく新しいのを手元に置いておきたかったので買ってしまった。
そして今回はワンサイズ上げた27インチを選んだ。
ただ、やっぱりすぐに穿き始める気にはなれなので、あくまでストックとして置いておく。
【A.P.Cジーンズのサイズ選び】
これに関して良く言われているのは、ウェストボタン上二つが閉まらない位が丁度良いという事。
これは穿き伸びを考慮し、キツめを選ぶ事で後々ジャストで穿ける様になるちょっとした目安で、もはやA.P.C.ジーンズのサイズ選びのテンプレになっている事かと思う。
でも僕の場合、一年前に試着した際は27インチはボタンが全て閉まった上に、ウェストにもまだ余裕があったので、当時は少しユルいと判断し、ネットで26インチを購入した。ユルいのは嫌だと思ったので、小さい方のサイズを選んだってワケ。
しかしこれが小さ過ぎたのだ。
もし26.5インチなるものが存在すれば丁度良かったのかもしれないんだけど、当然そんな物は無い。結局26インチは窮屈過ぎて穿くのを止めたので、やはり理想のサイズに近いのはどちらかといえば27インチだった、という事になる。
当たり前の話だけど、先にも言った“ウェストボタン上2つが〜”というのはジャストで穿きたい場合であって、少し余裕がある〜大き目サイズで穿きたい場合はこれを基準にすると良い。
僕も冒頭でも言った通り、もう一年前とはサイズ感の好みが変わっていて、今はタイト〜ジャストよりも少しだけユルく、腰ばき出来る位が丁度良いかなと思っているので、ここからの穿き伸びを考えると、このサイズで穿き続ければ良い感じで腰穿き出来るサイズに落ち着くかなと思っている。なので今回は27インチで間違いない筈だ。
色落ち云々よりもまずは自分のスタイルや好みに合うフィット感を選ぶ事が大事なのではないか。
何が言いたいのか分からなくなって来た。
まぁ、要するにちゃんと試着し、吟味してから買おう!みたいな話だ。
【A.P.Cジーンズの魅力】
それにしても僕は何でまたA.P.Cを買い直したんだろ。他のメーカーでも良かったのでは?
僕が思うA.P.Cジーンズの魅力・購入理由は、やはりそのクリーンかつシンプルなバランスの取れた見た目と、レプリカ系やアメカジ系ブランドのソレとは違う洗練されたシルエット。尚且つ色落ちにも定評があり、サイズレンジも広い。そして何と言ってもリジッド穿き出来る点。
既存のブランドでここまでクールなジーンズを作るメーカーを僕はA.P.C.以外知らない。
後、また同じ物が買い直せる。
地味にコレが結構デカい。
今回の様にまた新しいのが欲しいと思っても、LVC606や、501sの様に廃番になってしまっては当然買い直すのは無理。
気に入った物は潰れる度に何度も同じ物を買い換えたいので、いつでも定番として存在してくれる商品は本当に有難い。
こういうのって(特に自分が気に入った物の中では)意外と無いんだよな。
長い間大きな仕様の変更が無く、愛され続けている定番商品にはやはり“また買い替えれる”という大きなメリットがあるように思う。
そういう点ではリゾルトなんかもデザイナー自身がそういう商品を目指していると言っているので、大きな魅力を感じる。
さて、新たなプチニュースタンダードを穿き始めるのはいつになるだろう。
まだ決めていないけど、その時が来るまではしばらくクローゼットの留守番係にしよっと。