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Zippo , Jeans , etc…

Vintage Zippo #3

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ヴィンテージジッポー第三弾。

 

今回もやっぱりシンプルな無地ケースを選びました。

 

以前の♯1と同じく、ボトムスタンプから大まかに1946年〜1953年製造と思われる物ですね。

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このスタンプを持つジッポーには様々なパターンがあり、製造年を特定するのは中々難しいのではないでしょうか。

正直な所、僕自身も分からない事が多いのだけど、だからこそ、この刻印の年代には惹かれますね。

とりあえず見ていきましょう。

 

 

ケース。

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57mmの3バレルブラッシュクローム

ジッポーコレクターの方ならこれで年代はお分かりかと。

 

まず、1946年〜1947年製はケースの素材がニッケルシルバーで、サイズも58mm。これは内部を見る限りブラスの上にクロームメッキがかけられているので、1948年以降のケースでしょう。

 

ヒンジ。

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3バレル。

1949年後期からはヒンジが現行の5バレルに変更されるのでそれ以前の年代という事。

因みに、このバレル幅にも2パターンあって、真ん中が長いセンターロングと呼ばれる物と、等間隔の物があります。

これは等間隔。

 

この事から、このジッポーは恐らく1948年〜1949年前期製造の物と判断するのが妥当でしょう。

 

インサイドユニット。

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これ以上年代を特定するのは難しいかもですが、このインナーは良いですね。

通常ジッポーのインナーはステンレススチールが基本ですが、これはニッケルシルバー製。独特の飴色が特徴的で好きな人も多いんじゃないでしょうか。

先程も書いた通り、これ以前はケースにもニッケルシルバーが使われていて、戦争時のブラス不足により、ジッポー社が一時的に用意した素材で、これはその残りをインナーに流用したものと思われます。

 

とは言え、46〜47までとは形状が違う新型のインサイドユニットで、この形は現在までほぼ変わりません。

現行と違うのは刻印・フリントホイールリベット(中空)・カムスプリング(波型)位かな。

 

フルニッケル(このモデルよりも古い年代のモデル)も欲しいんだけど、そこまで行くと一気に値段が上がるから中々手が(というか財布からお金が)出せません。

なので今回はとりあえずこれで妥協したとかしなかったとか。

 

 

写真色々↓

 

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少し分かりにくいですが、リッドがガッツリヘコんでしまっています。

このお陰?で少し安かったんだけども、それでもリペア箇所の無いフルオリジナル。

 

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フリントホイールは斜め歯でリベットは中空。この微妙な違いを楽しむ。正に自己満足。

 

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リッドが180°に開くのも何だか良い雰囲気。

 

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ニッケルシルバーの質感と3バレルの存在感が何とも言えない魅力をかもし出している。気がします。

 

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これでしばらくは酒が飲めそうす。

 

 

A.P.C Petit New Standard Jeans着用中止

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もしA.P.Cプチニュースタンダードの色落ち記録を期待してこのブログを読んでいる方が居るなら悪いが、これにてプチニューの着用を止める。

というかもう随分前から穿いていない。

 

理由は

 

 

タイト過ぎてしんどいから。

 

 

それだけ。

 

 

 

【ここまでの経緯とこれから】

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着用頻度こそ低かったけど、購入から約1年経過したプチニュースタンダード。

かねてからこのジーンズに関してはサイズミスだと思っていた。

そもそもが試着もせず、ネットで購入したのが失敗で、購入時から既にやらかした感はあった。

だけど、せっかく買った物だし何とか穿き続けたいという思いでここまで頑張ってはみた。でも、このタイト過ぎるサイズ感にとうとう疲れてしまった。

 

穿いていればいずれ馴染むと思っていたキツいサイズ感も、さすがにちょっと小さ過ぎたか、1年経った今でもポケットには何にも入らないわ、動きにくいわで、いつしか服を選ぶ際にプチニューが選択肢から外れる事が多くなっていた。

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ただ、急激に太ったとかでは無いので、まだ穿けるのは穿けるんだけど、501sと606等の少しゆとりのあるジーンズに慣れきってしまったというか、そういうサイズ感のジーンズの方が自分に合うと今更ながら分かった。

クロスバイクに乗る様になったのも一因あって、自転車に乗る時にあのタイトなジーンズはかなりしんどい。

細いジーンズは割と好きだけど、最近は服装が楽な方にシフトしつつある。これも歳なのかね。

 

 

タイトなジーンズに僕というなまくらボディはねじこむべきでは無かったんだ。

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で、もう穿かないならリサイクルショップ等に売り飛ばす事も考えたけど、こんな中途半端にボロいジーンズなんか売っても小銭にしかならないだろうし、それなりに愛着もあるのでとりあえずは手元に置いておこうと思う。

勿体無いけど、今穿いているジーンズが破れたらリペアの材料にでもするつもり。

 

そうすれば、このジーンズも少しは浮かばれるだろう。

 

 

とりあえず一年間ありがとう、プチニュースタンダード。

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【プチニュー再購入】 

てな訳で買い直した。

ジーンズは他に2本あり、それで十分事足りているので、別に今買い直す必要は全く無かったんだけど、何となく新しいのを手元に置いておきたかったので買ってしまった。

 

そして今回はワンサイズ上げた27インチを選んだ。

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ただ、やっぱりすぐに穿き始める気にはなれなので、あくまでストックとして置いておく。

 

 

   

【A.P.Cジーンズのサイズ選び】

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これに関して良く言われているのは、ウェストボタン上二つが閉まらない位が丁度良いという事。

これは穿き伸びを考慮し、キツめを選ぶ事で後々ジャストで穿ける様になるちょっとした目安で、もはやA.P.C.ジーンズのサイズ選びのテンプレになっている事かと思う。

でも僕の場合、一年前に試着した際は27インチはボタンが全て閉まった上に、ウェストにもまだ余裕があったので、当時は少しユルいと判断し、ネットで26インチを購入した。ユルいのは嫌だと思ったので、小さい方のサイズを選んだってワケ。

しかしこれが小さ過ぎたのだ。

もし26.5インチなるものが存在すれば丁度良かったのかもしれないんだけど、当然そんな物は無い。結局26インチは窮屈過ぎて穿くのを止めたので、やはり理想のサイズに近いのはどちらかといえば27インチだった、という事になる。

 

当たり前の話だけど、先にも言った“ウェストボタン上2つが〜”というのはジャストで穿きたい場合であって、少し余裕がある〜大き目サイズで穿きたい場合はこれを基準にすると良い。

僕も冒頭でも言った通り、もう一年前とはサイズ感の好みが変わっていて、今はタイト〜ジャストよりも少しだけユルく、腰ばき出来る位が丁度良いかなと思っているので、ここからの穿き伸びを考えると、このサイズで穿き続ければ良い感じで腰穿き出来るサイズに落ち着くかなと思っている。なので今回は27インチで間違いない筈だ。

色落ち云々よりもまずは自分のスタイルや好みに合うフィット感を選ぶ事が大事なのではないか。

 

何が言いたいのか分からなくなって来た。

 

まぁ、要するにちゃんと試着し、吟味してから買おう!みたいな話だ。

 

 

 

 

【A.P.Cジーンズの魅力】

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それにしても僕は何でまたA.P.Cを買い直したんだろ。他のメーカーでも良かったのでは?

 

僕が思うA.P.Cジーンズの魅力・購入理由は、やはりそのクリーンかつシンプルなバランスの取れた見た目と、レプリカ系やアメカジ系ブランドのソレとは違う洗練されたシルエット。尚且つ色落ちにも定評があり、サイズレンジも広い。そして何と言ってもリジッド穿き出来る点。

既存のブランドでここまでクールなジーンズを作るメーカーを僕はA.P.C.以外知らない。

 

後、また同じ物が買い直せる。

 

地味にコレが結構デカい。

今回の様にまた新しいのが欲しいと思っても、LVC606や、501sの様に廃番になってしまっては当然買い直すのは無理。

気に入った物は潰れる度に何度も同じ物を買い換えたいので、いつでも定番として存在してくれる商品は本当に有難い。

こういうのって(特に自分が気に入った物の中では)意外と無いんだよな。

長い間大きな仕様の変更が無く、愛され続けている定番商品にはやはり“また買い替えれる”という大きなメリットがあるように思う。

 

そういう点ではリゾルトなんかもデザイナー自身がそういう商品を目指していると言っているので、大きな魅力を感じる。

 

 

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さて、新たなプチニュースタンダードを穿き始めるのはいつになるだろう。

 

まだ決めていないけど、その時が来るまではしばらくクローゼットの留守番係にしよっと。

 

 

Levi's 501Skinny Long Day Rigid 着用8ヶ月経過

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リーバイス501スキニーロングデイリジッドの着用8ヶ月経過記録。

 

 

着用開始から現在まで、水を通したのは糊落とし時の1回のみのこのジーンズ。

 

しかしまぁ、よくこんなに長い期間洗わずにこれたなぁというのが正直な所。

洗濯を我慢したり、する必要が無いと感じたり、面倒だしまだいいかなーなんて思ってみたり、色んな感情が入り混じって今に至る。

 

そして現在の着用時間はおよそ1400時間。大体毎月200時間程度は穿いている事になるかな。

 

一般的にこれが多いのか少ないのかは分からない。けど最近思うのは、単に何時間穿いたーと言ってもその着用時間に対する運動量は人によってまちまちで(実際僕も立ちっぱなしの時間が多いし)、それこそ穿いているジーンズのサイズ感やオンスによってもアタリの付き具合や色落ちにも違いが出て来るので、もはやこんな着用時間のカウントは無意味な気がしている。

 

まぁでもいつか何かの参考になると信じて一応記録は続けよう。

 

 

【写真】

 

フロント ↓

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8ヶ月も洗わずに穿いている割に案外あっさりした見た目。

色落ち云々よりもとにかくシワシワなのが目立つ。

ウェストの伸びが酷くて、もうリジッドの時位あるんじゃないの?って位伸びきってしまい、ベルト無しではそのまま脱げてしまう状態。採寸してみようかと思ったけど、それは洗濯前の方がいいか。

 

 

バック↓

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特に目立った色落ちも無い。かと言って清潔感も無い。兎にも角にもシワシワなのである。

 

コインポケット↓

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最初は好きでは無かったコインポケットにジッポーを入れる行為。

今ではマイジッポー専用のポケットを作っていく感覚が案外楽しかったりもして、結構気に入っている。

しかし、ここに来てとうとう向かって左上と右下の角部分ほつれてきてしまった。

ここが本格的に破れてきたら厄介そうで、早めにリペアすべきか悩み所。

 

 

 

で、少し話がズレてしまうけど、これに関して最近ちょくちょく起きる問題があって、それが

 

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これ。

 

コインポケットにジッポーのアタリが付くのは分かるけど、まさかのジッポーの方にコインポケットのアタリが付くっていう。

まぁアタリというか、色移りなんだけどね。

それにしても淡色のシャツやスニーカー等に色移りするのは良くある事だけど、まさか金属にも移るなんて。しかもコレがかなり厄介で、気付いた時には既に遅く、拭こうが何しようが全然取れない。

多分普通にポケットに入れている分にはこんな事にはならないんだろうけど、コインポケットみたいな小さな所に常に固定されて、身体に密着した状態が続くと移りやすいんだろうな。

 

幸いジッポーはいつも同じ向きでポケットに入れていた為、かろうじて裏面は無事なんだけど、表はデニム柄がもろに転写されてしまった。

 

これまでの経験上、この色移りは鏡面仕上げのジッポーに起こりがち(ブラッシュ加工等のザラザラ仕上げのヤツは今の所大丈夫)なので、もしコインポケットにジッポーを入れている人、今後入れようとしている人は多少注意した方がいいかも。勿論そんなの気にしねーよって方はお好きにどうぞ。

 

で、こういう事は今まで何度かなっていて、取ろうと思えばシンナー等で取れるんだろうけど手元に無いし、この為だけにわざわざ買いに行くのも面倒なので、悩んだ挙句その都度ステンレスのタワシでゴシゴシ擦り取っていたんだけど、このままではケースがどんどんすり減ってしまうのでもういい加減諦めて放置する事に。

 

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最初発見した時はかなりヘコんだけど、まぁこれもアジというか、自分らしくて良いのかななんて最近は思えるように…いや、そう思う事にした。

 

 

 

さてさて、いつの間にかジッポーの話になってしまったので、今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

 

 

LVC606 Super Slim 4度目の洗濯

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リーバイスヴィンテージクロージング606スーパースリム4度目の洗濯記録。

 

 

前回の洗濯からたったの2週間。まさかもう洗う事になるなんて、僕自身思いもしなかった。

 

 

というのも、休日に4歳になる姪っ子を連れて公園に遊びに行ったんだけど、そこでかなりハードに遊んでしまい(主に僕が)、めちゃめちゃ汚れてしまったので洗濯せざるを得なくなった。

 

 まぁでも、仕方ない。

 

こういう時に気兼ねなく穿けるのもジーンズの良い所。そのお陰で楽しい時間も過ごせた事だし、ジーンズに感謝しないとね。

 

ただ、かなりの体力を消耗したけど。

 

 

 

 

で、洗濯。

さて今回はどうしたモノかと考えたんだけど、やっぱり前回と同じくつけ置きで行く事に。

ただ、表面の砂やら埃を落としたかったので、今回は60°位のお湯にハンドソープを混ぜ、表向きで浸けておいた。時間は30分位かな。案の定、砂やら木屑がいっぱい付着していた。

そしてシャワーですすいでそのまま浴室乾燥。

ある程度乾いたら外に放り出す。

 

個人的にこの方法が結構しっくり来ていて、洗濯機を全く使わないので脱水時につくシワを気にする必要が無く、かなりラクちん。

なので今後もこれで行こうかなーなんて思ったり思わなかったり。

 

各部写真

 

フロント↓

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ケツ↓

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膝裏↓

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裾↓

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フロント全体↓

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バック全体↓

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前回の記事を見て下さった方ならお分かりの通り、ほとんど変わっていない。若干色が薄くなったかな、位。

どうせ何も変わらないだろうと思って洗濯したので、もはや驚きも何も無い。

浸けておいた時間も短かったし、まぁこんなモンか。綺麗になったからそれで良い。

 

 

後、f:id:zippojean:20180214000037j:image

泥だらけになったオールスターもついでに洗ってやった。

洗ったと言ってもボディソープをぶっかけて、シャワーですすいだだけだから黒ずみまでは取れていない。

そして多分この干し方も間違っている気がする。

ほんと、こういうシューケアやら物のメンテナンスとかってどうも苦手なんだよな。

 

でもコンバースのオールスターってボロくなってもカッコ良く見えるから不思議。

けど、くたびれて良い感じの雰囲気になってきたなぁと思ったらソールが磨り減って交換しなきゃいけないっていう。

 

どことなくジーンズと似ている気がするのは僕だけだろうか。

 

 

 

 

 

 

Vintage Zippo ♯2

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ヴィンテージジッポー第2弾。

 

 

今回は以前紹介した物より少し後の年代になります。

 

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ボトム刻印には様々な種類があるけれど、この様に底面全体に文字がびっしり書かれている物は所謂フルスタンプと呼ばれ、製造年も1953年〜55年までの間と短い事もあり、この刻印はジッポーファンの間でも人気が高い。筈。

個人的にもこのフルスタンプが一番好きで、無地ケースとの対比も何とも良きかな。

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更に裏面のメッキが剥げている部分がありますが、覗いているのは通常ケースの地金で使われているブラスでは無く、スチール(鉄)です。

フルスタンプ刻印(1953〜55年)にはブラス製とスチール製があり、スチール製は更に製造期間が短い(1953〜54年初期まで)なのでフルスタンプのスチールケースは希少と言えるでしょう。

まぁマニアの方々からすればめちゃくちゃ希少って程でも無いんでしょうが。

 

で、材質がスチールなのはケース内部を見ても分かります。

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メッキがかけられていても大抵は内側までキチンとかかっていない事が多いので、ブラスならここが金色になっている筈。最悪、判断出来ない場合は目立たない箇所を削ってしまうのも一つの手です。

 

というか、そもそもスチールケースは磁石にくっつく(ブラスはつかない)ので、スチールか否かはそこで容易に判断出来るかと。

 

 

過去にジッポー社がケースの素材にスチールを使ったのは2度あり、第二次世界大戦の時と朝鮮戦争の時。

 

戦争時、真鍮は薬莢等の製造に回される為、使用が制限されていました。

そこで使われたのが、このスチール製のケースという訳ですね。

 

WWⅡモデルと呼ばれるブラッククラックルは錆止めの為と、当時軍からの大量の発注に製造を間に合わせる為に、素早く塗装を完成させる必要があり、表面にその塗装がされていたんだけど、このジッポーはスチールケースにクロムメッキがかけられています。

何でブラッククラックルじゃないんだという疑問もありますが、第二次大戦時はクロムも不足していたのかも知れませんね。想像ですが。

で、この朝鮮戦争時のモデル、メッキが薄くなって、どこかしら錆びが回ってしまっている個体も多いのですが、コイツは割と綺麗な方ではないでしょうか。

 

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ヒンジ付近。

てっきりフルオリジナルかと思っていたんだけど、ヒンジがガタガタだったので軽く調整しようと思いピンを外したら、真鍮ピンに交換されている事に気付きました。古い物だし、ヒンジピンは一番摩耗するであろう部品なので、何ら不思議では無いのだけど。

とりあえず歪んだヒンジ穴を綺麗に揃えてピンを入れようとしたら何故か入らなくて、にっちもさっちも行かなくなり、仕方なくまた元のガタガタの状態まで戻したらピンが入りました。

恐らく前の所有者がオリジナルのピンより少し太い真鍮ピンを使ったのかもしれませんね。ヒンジの左端(写真では一番下)にピンを通し易くする為に僅かに削った跡があり、ヒンジがガタガタだったのも、ピン交換後に穴に通し易くする為にワザとやったのだと最後に気が付きました。何とか外見を崩さないように気を使ってやったのでしょうか。

それにしてももう少しでぶっ壊す所でした。

 

 

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インサイドユニットにもフルスタンプ刻印。

気になったのはカムの削れ具合。

カムクリップと当たる場所がやたら削れて摩耗していますねぇ。特に上部がこれだけ削れてるのも珍しい様な…スチールだから?

クリック音もスチールケースは少し独特で、今までのどのジッポーとも違うどこか冷たい音の様な気がします。

気がするだけかもしれない程度だけど。

 

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実はこのジッポー、ヴィンテージだけど、普段使い用に購入しました。

ヴィンテージだからこそ、今自分がガンガン使ってみたい。コレクション用ではなく、そういう気持ちになって選びました。

集めるのも楽しいけど、やっぱりこういうのは使ってなんぼでしょう。

 

例えそれが65年前のライターでもね。

 

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It works!!

 

 

 

 

LVC606Super Slim 3度目の洗濯

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リーバイスヴィンテージクロージング606スーパースリム3度目の洗濯記録。

 

実はひっそりと購入から1年が経過していたこのジーンズ。

そして前回の洗濯から約8ヶ月になる今日この頃、そろそろ洗わないとヤバいという何かを感じるので洗濯を決行する。

 

この洗濯を含め、1年で1wash, 2soaks。

要は洗濯機で1度、浸け置きで2度の計3回の洗濯。

 

ジーンズ穿き込みをされている方からすれば多分これ位が一般的なんじゃないかな。どうなんだろ。

 

僕は洗濯機に入れるか浸け置きにするか、もっと言えば洗濯の方法について、何か根拠があって毎度変えている訳でも無く、単にその時の気分で適当に決めているので、もし目指す色落ちの計画がしっかりあって、キチンとした洗濯方法を知りたい方が居るならこんなブログを見るのは今すぐ止めた方が良い。自分で言うのもなんだけど、僕はかなりいい加減な男なのである。

 

さて、一応今回の方法はこう。

洗面台に適当にぬるま湯を溜め、そこらにあるハンドソープを適当に入れまくり、裏返したジーンズを投入し、1時間程度放置。

すすいで脱水して外に出て逆さまにして干す、のが寒いし面倒だったので風呂場ですすいでそのまま浴室乾燥。終わり。

 

にしても回を追うごとにだんだん雑になっていく自分が怖い。

洗う前は、今回はあーしてこーして〜♪とか色々考えるんだけど、いざ洗うとなると、あーもうどうでもいいわ…メンドクセ…眠た…ってなってしまい、また今日もこんな感じに。

 

ただ、洗濯機洗いは浸け置きに比べてグルグル回す分、過度にジーンズを擦る事になり、全体の色落ちのスピードも浸け置きのソレよりも幾分早くなるので、俗に言うのっぺりした色落ちになり易いかも。勿論洗う頻度にもよるし、そういうのを目指す人も居るだろうからそこは好みの問題だろうけど。

後、洗濯機洗いは妙な洗濯ジワもつく可能性も無きにしも非ずなので、僕は浸け置きを多用する傾向にあるかな。

YouTubeでもHow to Wash Raw Denimとかで調べると、それは大抵浸け置きだったりするし。

洗濯による色落ちを抑えたいなら少量の酢や塩を入れるとインディゴの定着を強められるらしいけど、効果の程や如何に。塩はともかく酢は…何か嫌だよな。

 

各部写真

 

フロント↓

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前回と殆ど変わっていない。

いや、全く同じ。

本当に洗濯したのか本人でさえ疑うレベル。まぁたった一回の洗濯では何も変わらないのが良く分かった。

あ、因みに例によって洗濯後に着用済みの為、既にシワが入っている。

 

バック↓

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ケツが青いとはこの事か。

 

 

膝裏↓

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ハチノスと呼ぶには余りにもおこがましい。なので膝裏という名前に変更。

 

他にも何やかんや写真は撮ったんだけど、余りにも変化が無さ過ぎてこれ以上載せるのは無駄だと判断したので省略。

 

一応着用画像↓

身長170cm 体重58kg サイズ28inch

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色味に変化が無かったとは言え、やっぱり洗濯直後の生地が詰まり、ハリが戻ったこの質感は何とも言えない。

サイズ感も穿き始めの頃に戻り、気持ち的にもハリが戻るってなモノ。

とか言っている間にまた伸びるんだけど。

それにしても8ヶ月前と比べても大して変わらないな。

そう言えばレングスがまた少し縮んだ気がする。こういう防縮ジーンズは縦には結構縮む印象。裾はある程度長さが欲しい(クッションが入っていないと嫌)なので、あんまり裾上げしなくて良かった。

 

さてさて、次の洗濯はいつになるだろう?

何だかバキバキにはならなそうな雰囲気で、そもそも606でバキバキってどうよ?みたいな思いも湧いて来て、もうこうなったらどんどん洗って綺麗なブルージーンズにしようかなーなんて、思ってたよりメリハリがつかなかった事への逃げ道を考えている最中。

 

 

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どうでもいいけど冬にオールスターは寒過ぎる。帰ろ。

 

 

Levi's501Skinny Long Day Rigid 着用7ヶ月経過

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リーバイス501スキニーロングデイリジッドの着用7ヶ月経過記録。

 

現在の着用時間は約1200時間程度。

 

こんなに長い期間洗わずに穿き続けるなんて当初は思ってもみなかった。

それは穿いている時間の割に中々シワが定着せず、目に見えるアタリもほとんど無くて、この状態ではまだ洗えない…という思いをズルズル引きずったままここまで来てしまったからである。

 

さっさと洗って伸びきったサイズ感を元に戻す方が良いか、もう行ける所まで行ってしまうか。未だ初洗いのタイミングを計れないでいる。

まぁ、一回の洗濯にそんなに神経質になる必要は無いんだろうけど。

 

他のリジッド穿きから始めた2本と比べ、これだけシワが定着しない理由としては、やはり糊落としの有無とオンスの違いかな。

糊を落とし、他の2本より薄く、サイズも緩い501sにアタリがつきにくいのは当然だろう。そうなると糊落とし後にまた糊付けしちゃう人の気持ちも分からんでも無いんだよなぁ。

とは言ってもそこまでする気は無いし、なるようになると思っている。

例えそれが自分の思い描いていた色落ちではなくてもね。

 

とか何とかカッコつけた事言っちゃってますが、目の前に転がっているのは依然として濃紺のジーンズ。

 

 

各部写真。

前回からほぼ変化が無いので退屈な写真ではあるけど。

 

フロント↓

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さっきも言った通り、リジッド穿きならもっと鋭いアタリが付いていたんだろうけど、薄らぼんやりした何とも締まりの無いヒゲになりつつある。

 

バック↓

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特に言う事無し。

 

ハチノス↓

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おそらく洗濯すればキレイさっぱり消えるであろうハチノスという名の単なるシワ。ここって意外と色落ちしないのね。

 

裾↓

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脚が長いので、レングス30でもロールアップ必須。え?逆?

写真ではパッカリングが見えるけど、実際肉眼ではほぼ見えないという謎。

 

コインポケット↓

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ジッポーの出し入れが頻繁だからか、ここだけダメージの進行が早く、一番の不安要素。少し立体的になってきた。

 

全体前↓

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全体後ろ↓

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写真はかなり色が薄く写ってしまった。元々の色が黒に近い濃紺だったし、やはり染めが濃いから色落ちも遅いのかね。まぁ焦っている訳でもないし、とにかく気長に観察しよう。

 

そう言えば少し前から言っていたベタベタ気持ち悪い問題。

冬場は中にインナーを穿くので最近はめっきり気にならなくなった。穿き始めの頃はおろすタイミングをミスったと思っていたけど、結果的にはベタつきが出て来るタイミングでインナーを穿く事によって、上手くやり過ごす事が出来そうなので、これで良かったと思っている。

 

暖かくなってインナーを穿かなくなり、またベタつきが気になりだす頃が洗濯のタイミングかな。

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それまではもう少しこき使わせて貰うとしよう。