Do Androids Smoke Electronic Cigarettes?
電子タバコがここまで普及するなんて一体どれだけの人が想像出来ただろうか。
そんな時代にあえて手巻きタバコを楽しむというのも風流ではないかという話で、別にタイトルに意味はない。
ふと思い付いて気に入ったので。
さて本題。
手巻きタバコとは…フィルター・葉っぱ(シャグ)・巻紙をそれぞれ別に購入、組み合わせてオリジナルのタバコを自作出来るってヤツ。
プチDIY体験ができる。
(左奥)シャグ (右奥)ローラー
(左下)ペーパー (右下)フィルター
シャグは沢山あるので好みでチョイス。ローラーは基本この2種類。
ペーパーは厚みや長さが異なる物がいくつかあり、それぞれ燃焼速度が違う。
フィルターはスリムとレギュラー。他に長いヤツも。
沢山あってややこしいけど、とりあえず各1種類ずつあれば出来る。
値段も安いので、興味ある人は最初適当に買って色々試してみよう。
ジッポーショップや少し大きなタバコ屋にでも行けばこれらの手巻きタバコに必要な物は全て揃う。
まず手巻きタバコのメリットとして安上がりで済むってのがあるけど、ざっくり計算だと正直あんまり変わんない(興味ある人は細かく計算してみて下せぇ。)
ま、長い目で見れば相当な差は出るだろうけど1日2箱位吸う人が全部を手巻きに変えるのは苦労すると思う。
何せ巻くのに多少手間がかかるからだが、当然この手間・無駄とも思える時間を楽しめない人にはハナから向いてない。
逆に言うとタバコの本数を減らしたいなら全部手巻きに変えるのもアリ。確実に減るだろう。
ただ減らす減らさないに関わらず、いつでもどこでも手巻きだぜ!ってのはちょっと現実的ではないし、持ち運びもかさばる。それに外で手巻きは何かヤバい奴だと勘違いされる可能性もあるので、あまりオススメはしない。
策としてあらかじめ沢山作っておいてケースに入れて持ち出すってのも出来るけど、作り置きするのも中々骨が折れる。
そんな訳で、自分はと言うと家で思い付いた時に楽しむ程度に留めているのが現状。
で、肝心の巻き方。
ローラーで巻くのとハンドロールがあり、最初はローラーの方が断然巻き易い。基本この2つ。
上のステンのやつは中にシャグが入れられる仕様で、テーブルを散らかさずに済むし、割と簡単に巻ける。
下が基本的なローラー。
早速巻いていこう。
まずはこっち。
開けるとこんな感じ。
窪みを作って、
フィルターとシャグをセット。
コツはシャグを適度にほぐし、均等に伸ばす事。
そこにペーパーを差し込む。
この時に上部の糊部分を舐めて濡らしておく。
そして蓋を閉めると…
上部の穴から出て来て完成。簡単だ。
写真では少し捻れてしまっているが、気にしなくてOK。吸えりゃいいんだよ、吸えりゃ。
さて次はもう一つのローラー。
片方のローラーが前後に動かせる様になっている。
さっきと同じ要領で並べたら
一旦ローラーを閉じてグリっと回して形を整え
そこにペーパーを差し込む。
ここまで巻いたら糊部分を舐めてそのままローリング。
再び手前のローラーをずらして開ければ完成。簡単だ。
さて次はハンドロール。
ローラーで巻くのにはスグに慣れるだろうけど、手巻きタバコと言う位なのに手で巻けないでどうする。
しかしこれが中々難しくて僕は今だに下手くそ。下手くそによる下手くその為の紹介。いざ。
ペーパーは始めから2つ折になっているのでこんな感じで人差し指と中指の間に乗せる。
ここでもやはり均等に、且つ多過ぎず少な過ぎない量(多過ぎると当然巻ききれないし、少な過ぎるとスカスカのタバコになってしまう。ただ、これは何度かやってると分かってくる)を乗せていく。左右どちらか一方の端は後でフィルターを乗せるので空けておく。やり易い方でOK。
一旦2つ折にしてペーパーの中でシャグをグリグリこねて形を成形する。勿論両手で。
形が出来たらフィルターをセットして
巻いていく。
この時フィルター部分をタイトに巻くのを意識しないと、後でフィルターがすっぽ抜けてしまうので、コツとしてフィルター側からグッと巻き始めるイメージでやれば上手くいく。
糊部分まで巻いたら舐めて接着して
完成。
やはりハンドロールだとタイトに巻くのが結構難しい。ヘナヘナになっちまった。要練習。
ハンドロールの場合、巻き方にもバリエーションが増えるのでアレコレ試してみるのも◎。
後、シャグは違う種類の葉っぱ同士を混ぜる事も出来るので、好みのシャグの配合を見つけるのも楽しいだろう。
…とまぁかなり長々と書いてしまったが、普段何の気なしにコンビニで買っているタバコをたまにはこうして自分で巻いてみるのも悪くないと思うのだけど、喫煙者の皆さんどうだろうか?
え? 時間のムダ?
なんども言わせるなよ。
そのムダが楽しんじゃないか。
と17号が言ってました。